サウルの息子

(C)2015 Laokoon Filmgroup
1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。サウルは、ハンガリー系のユダヤ人で、ゾンダーコマンドとして働いている。ゾンダーコマンドとは、ナチスが選抜した、同胞であるユダヤ人の死体処理に従事する特殊部隊のことである。彼らはそこで生き延びるためには、人間としての感情を押し殺すしか術が無い。 ある日、サウルは、ガス室で生き残った息子とおぼしき少年を発見する。少年はサウルの目の前ですぐさま殺されてしまうのだが、サウルはなんとかラビ(ユダヤ教の聖職者)を捜し出し、ユダヤ教の教義にのっとって手厚く埋葬してやろうと、収容所内を奔走する。そんな中、ゾンダーコマンド達の間には収容所脱走計画が秘密裏に進んでいた…。 2015年の米アカデミー賞で外国語映画賞、カンヌ国際映画祭でグランプリ受賞。
公開日
2016年1月23日(土)
監督
ネメシュ・ラースロー
脚本
ネメシュ・ラースロー クララ・ロワイエ
撮影
エルデーイ・マーチャーシュ
音楽
メリシュ・ラースロー
出演
ルーリグ・ゲーザ
製作年
2015
製作国
ハンガリー
原題
SAUL FIA
上映時間
107
配給会社
ファインフィルムズ

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