がらくた

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泉州堺港の泥棒市場に、旅姿の若者がやってきた。その名は鴉の勘三郎。かつては若々しい情熱で土一挨に参加し、無暴な権力に激しい怒りをぶらまけた彼。しかし一緒に戦った仲間に裏切られ、今はその情熱もさめ、どこ行くあてもなく旅をつづけるのだった。そんなつれづれ、勘三郎は、貧しい母子が心中しようとしているのを目撃し、勘三郎は自分の身体を、堺町きっての豪商“黄旗屋”に売って二人を助けた。

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