オリバー・ツイスト

(C)2005 Oliver Twist Productions LLP
19世紀の英国。養育院で育った孤児オリバー・ツイストは、バンブル氏に連れられて、自分の生まれた救貧院へ戻される。9才になった彼は、ここで他の子供達と一緒に麻屑作りの労働をするのだ。あまりにも粗末な食事、その食事のおかわりを要求することになった彼は、憤慨され救貧院の委員たちから追放処分を受ける。10歳になったオリバーは、葬儀屋のサワベリー氏に引き取られたが、折り合い合わずサワベリー家を出ていった。行く当てはなかったが、大都会ロンドンへ出れば運が開けるかもしれないと考えた。7日間歩きロンドン郊外までたどり着く。そんな彼に声をかけてきたのが、シルクハットをかぶり大人のような妙な身なりをした少年、アートフル・ドジャーだった。彼はオリバーにかすめとったパンを食べさせると、ロンドンの裏通りにある家へと連れて行った。主であるフェイギンの歓迎を受け、ロンドンでの生活が始まった。しかし、彼らの仕事はスリだった。本屋でドジャーとチャーリーがスリを働き、見つかりそうになってオリバーも逃げ出した。街中の人たちに追いかけられ捕まり、法廷に突き出されてしまう。気を失って倒れてしまうオリバー。だが、本屋の店主が人違いだと証言し、彼の容疑は晴れる。倒れたオリバーを自宅に連れ帰ると、家政婦のべドウィン夫人に手厚く看病させるのだった。すっかり回復したオリバー。しかし、これから彼の苦難の日々が始まるのであった。

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