蝋人形の館
(C)2005 Warner Bros. Entertainment Inc-U.S., Canada, Bahamas & Bermuda. (C)2005 Village Roadshow Films (BVI) Limited-All Other Territories.
大学フットボールの試合を観戦するために、カーリーと友人のペイジはそれぞれの恋人を連れてスタジアムに向っていた。カーリーの双子の兄ニック、その友人も同行して6人で深夜のドライブ。途中、キャンプ場で一泊することなった。ところが、異様なにおいが立ち込めていたり、正体不明のトラックの嫌がらせを受けたりと落ち着かない一夜を過ごした。翌朝、彼らの車の部品が抜き取られていた。途方にくれていると、見知らぬ男がガソリン・スタンドまで送ってくれるという。カーリーは恋人のウェイと一緒にその男の車に乗った。ルイジアナの片田舎に人々から見捨てられたよう小さな町、アンブローズ。ガソリン・スタンドに人影はなく、通りかかった教会の扉を開けると、葬儀の真っ最中だった。ガソリン・スタンドの店主に怒鳴りつけられ、葬儀が終わるのを待つことに。その間、二人は町の中を歩きまわった。静かすぎる町、閑散として人影もなく、窓からカーテン越しに覗いている女性も、決してふたりに声をかけようとはしない。やがて、「トルーディーの蝋人形館」を見つける。ウェイドが扉を開けると、そこは何と本物の人間そっくりの蝋人形たちが、お茶を飲み、ダンスをし、笑いながら語り合う様があった。二人は、誰かに見られているような気がしていた。この町に隠された恐ろしい秘密、自分たちの身に降りかかる悪夢のような出来事、そして、命懸けの闘いがこれから始まるということを、彼らはまだ知らないのだった。